社内の別職種からの信頼を得るために
気遣いと丁寧な対応が大切
解決方法を一緒に考えてくれる人
職種によって持っているスキルの分野が違うため、別職種の人からすると開発の詳細な部分について理解できない場合もあります。エンジニアに相談し判断を仰ぐことになりますが、エンジニアから「それは無理です」「できません」と答えられたらそれ以上の発展的な議論はしにくくなります。「今のままでは無理ですが、こうすれば近づけられるかもしれません」のようなコミュニケーションを取るエンジニアは発展性があるため、周囲からの信頼を得ることができます。
納期を過ぎた理由を丁寧に説明してくれる人
理由はさまざまですが、納期が延期になってしまうことがあります。正当なものであればエンジニア同士なら理解しやすいでしょう。しかし別職種からすると延期になった理由は把握できても、正当性は理解できないことがあります。一度ならまだしも何度も続くようなら、例え正当な理由があっても「あの人は納期が遅れる人だ」と認識されてしまいます。別職種の人には理由を明確かつ丁寧に説明するようにしましょう。
リスクもきちんと指摘する人
営業やマーケティングサイドの人たちからすると、製品を売ったり、宣伝したりすることが仕事になります。そのため、「動く」状態以外のことは頭にない場合があります。
例えば、「○○の機能を追加してほしい」というオーダーがあったとします。しかし、実装するのは大きなリスクをはらむ可能性があるため、受け入れてそのまま開発するのではなく、「追加することは可能ですが、△△△のリスクがあります」とアドバイスした方が印象が良くなります。
自分ができることをすぐにピックアップしてくれる人
別職種の人が欲しいと思っているデータを「出しておきます」と提供してくれたり、チームのコミュニケーションを良くするためにSlack botを立ち上げたりと、別職種の人の10分の1の労力でできることをさっとやってくれるエンジニアは周囲からの印象も良いので信頼関係も結びやすくなります。
些細なことではありますが、それを積み重ねていくことで信頼も得られますし、自分が苦手な分野で困っているときは反対に得意な人が助けてくれるようになります。「お互いに助け合う」という素敵な関係が築けるでしょう。
誇りを持っている人
自分が扱っている技術や作っているものにこだわりがあり、譲れない一線を持っている人は周囲から信頼されるエンジニアであることが多いです。
組織や会社に所属しているので妥協しなければならない部分や、やりたくてもできないこともあります。しかし、自分の中には妥協できない、譲れない一線を持っている人は努力し続けている姿を見せてくれるので、別職種の人からすると「この人になら任せられる」という信頼につながります。
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レスポンスが早い
レスポンスが早いということは、仕事の流れを熟知しているということです。何がわからないのかが明確なので仕事が止まってしまうこともありません。仕事の効率も良くなりますし、周囲の信頼も確保できます。
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クライアントからの信頼を得るために
クライアントとの約束が守れない人は信頼もされません。納期はもちろん、打ち合わせの時間も必ず守るようにしてください。また、トラブルが起きた場合は誠実な態度で対応するように心がけることが大切です。