信頼されるエンジニアになりたいならレスポンスは早めに

レスポンスが早い人ほど信頼されやすい

レスポンスが早いということは「反応が良い」ということです。これは相手を安心させるだけでなく、自分自身の信用も大きく向上させます。例えば、業務について質問があったとします。すぐに答えてくれたり、即答できなくても何か反応してくれたりする人の方が何の反応も示さない人よりも印象が良くありませんか。
なぜなら、誰かに何かを伝えるとき、私たちは質問や意図が理解されたかどうかの返答を欲しているからです。すぐに結論が出ない場合でも、「回答を得るまでに時間がかかっている」「いつまでに返事をもらえるのか」を知りたいため、何らかの形で回答してくれる相手には安心感を覚えるのです。
メールの返信はもちろん、slackなどのチャットツールを使うときもなるべく早くレスポンスを返すようにしましょう。メッセージが難しいようならスタンプでも構いません。

レスポンスが早いメリット

メリットは信頼性が確保できることです。「完璧な回答ができないから」と返事が遅くなってしまうと、相手は無意識のうちに「この人とはコミュニケーションが取れない」と思い込んでしまいます。そうなると当然、信頼は失われ、「あの人には連絡しても反応してくれないから当てにならない」という考えが刷り込まれます。最終的には「あの人は仕事を任せられない人だ」という認識につながるため、仕事を進める上で大きな損失になってしまうでしょう。
レスポンスが早い人ほど信頼度が高まります。信頼度が高まると「あの人にいろいろな仕事を任せたい」という気持ちが芽生えるので次の仕事につながりますし、「困ったことがあったら相談したい」と思われるようになるため、頼れる存在として認識されるようになります。

仕事の効率が良くなる

レスポンスが早いということは、仕事の流れを把握しているということです。必要な項目を熟知しているため、相手が求めていることを瞬時に読み取ることができます。もし相手の要求が理解できなくても、「わからないこと」が明確になっているので相手とのやり取りもスムーズになります。

漏れを未然に防げる

レスポンスはリマインダーの役割も果たしてくれます。回答がわからないからと保留したままにしていると忘れてしまう可能性が高くなります。しかし、「わからない」と相手に伝えることでより具体的な説明をしてくれるようになります。例え、時間が空いたとしても相手が何らかのアクションで伝えてくれるので別の作業をしていても思い出すことができますし、作業を忘れてしまうということも防げます。