信頼を得るために認知度が高い「CCNA」を取得しよう

「CCNA」

CCNAはシスコシステムズ社が実施するネットワークエンジニア向けの認定試験です。エンジニアとして働く人にとって基本的な資格なので前向きに検討してみてください。
システムエンジニアやWeb系エンジニアにも有用な資格ですが、すぐに業務に役立たないかもしれません。しかし、ネットワークの基礎を学ぶCCNAの勉強は、より複雑な設計や開発に携わる際に役立つはずです。
CCNAには入門レベルから最上級レベルまで4つのグレードがあり難易度によって分類されています。基礎的な「CCNA」から始まり、CCNP（プロフェッショナル）、CCIE（エキスパート）、そして最も難しいCCAr（アーキテクト）の順番です。まずはCCNAからチャレンジし、経験者や自信のある人は上位資格に挑戦してみると良いでしょう。
CCNAの試験は過去、「CCNA Cloud」「CCNA Collaboration」「CCNA Cyber Ops」「CCNA Data Center」「CCNA Industrial」「CCNA Routing and Switching」「CCNA Security」「CCNA Service Provide」「CCNA Wireless」の9種類ありましたが、現在は1つに集約されています。試験範囲は増えましたが、「CCNA」試験に一本化され、試験自体もわかりやすくなっています。

取得するメリット

民間資格ではありますが、ネットワーク業界では高い認知度と評価を受けています。そんなCCNAを取得する最大のメリットはネットワークに関する基本的な知識やスキルが学べ、身につくことです。CCNAは、ネットワーク業界で働くエンジニアが必ず持っている基本的な知識を網羅しているので、これからネットワークエンジニアとして働きたい人や目指している人に有用な資格です。
CCNAはシスコシステムズ社が主催している試験です。そのため、試験内容もシスコ製品の知識に偏りがちです。しかし、業界では圧倒的なシェアを誇っており、どの国でも評価されています。資格を取得することでシスコ製品に関連する知識とスキルを有していることの証明にもなります。
また、業界内の知名度が高いこともあり、クライアントによってはこの資格を取得したエンジニアに優先的に仕事を振る場合もあります。仕事の受注が増えれば増えるほど経験を積むことができ、技術力を磨くことができます。エンジニアとして活躍したいのであれば技術力の高さは重要です。CCNAを取得して自身のスキルアップを図りましょう。

転職が有利になる

CCNAを取得していればネットワークの基礎知識があることを証明できるので、転職にも有利に働きます。実際、募集要項の「必要な免許・資格」の欄に「CCNA」を記載しているところもあります。CCNAを取得していれば、資格のない応募者よりも一歩リードすることができます。